とあるDTPオペレーターのInDesignスクリプト備忘録

デザイナー上がりですがいまはDTP命。InDesign用スクリプトの解説などを綴っています。読者登録して戴けると励みになります。

ページ上のオブジェクト指定

■allPageItems

すべてのページのすべてのオブジェクトが対象。マスターページ上のオブジェクトも含めるので、マスターページを除外しないとまずい場合は条件文を書くか、対象ページを明記する必要がある。
グループ化されたオブジェクトの中にももぐっていくので何かと便利。全オブジェクトを対象にするようなfor文ではとりあえず「allPageItems.length」にしといてif文とtry catch(エラー処理)をすれば大体どうにかなる。
非表示オブジェクトも処理対象だが、ロック(レイヤーロックも含む)されたオブジェクトは対象外。

■pageItems

ページ上のすべてのオブジェクトが対象。ただしグループ化されたオブジェクトの中にはもぐっていかない。性質に少しクセがあるので、個人的にはあまり使っていない。

■textFrames

ページ上のすべてのテキストフレームが対象。テキストフレームを指定するものかと思いきや、画像フレームも対象だったりする。そのため「contentType」でフレームの属性を明記しないとエラーが出る場合がある。

■rectangles、ovals、polygonsなど

長方形、楕円、多角形など